□VineLinuxでArduino(IDE)を動かす
□VineLinuxでArduino(IDE)を動かす
参考:http://trac.switch-science.com/wiki/AVR-GCC
VineLinux6でArduinoをいじりたくてソフトをインストールした時のメモ。
基本rootでやったほうが楽
・Javaのインストール
Synapticで「java-x.x.x-openjdk」をインストール。
・gmp-develのインストール
Synapticで「gmp-devel」をインストール。
・mpfr-develのインストール
Synapticで「mpfr-devel」をインストール。
・mpcのインストール
mpcはパッケージがないので
cd /usr/src/package/ wget http://www.multiprecision.org/mpc/download/mpc-0.9.tar.gz cd /usr/src/ tar xvzf ./package/mpc-0.9.tar.gz cd ./mpc-0.9 ./configure --prefix=/usr make make install
・binutilのインストール
AVR用にカスタマイズしてインストールする。
http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/devel/avr-binutils/files/patch-newdevices
にある最新パッチが当てられるbinutilsを落としてくるのがよい。
cd /usr/src/package/ wget http://ftp.gnu.org/gnu/binutils/binutils-2.20.1.tar.bz2 cd /usr/src/ tar xvjf ./package/binutils-2.20.1.tar.bz2 cd ./binutils-2.20.1 wget "http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/~checkout~/ports/devel/avr-binutils/files/patch-newdevices?rev=1.16;content-type=text%2Fplain" -O binutils.patch patch -p0 < binutils.patch mkdir ./build cd ./build ../configure --prefix=/usr/local/avr --target=avr --disable-nls make make install
※makeinfoの場所は問題ない。:-)
・avr-gccのインストール
4.6.xだとmake時にエラー、4.5.xでもダメらしい。
なので、特段対応チップ云々で困らないなら4.4.xで作る事をお薦め。
cd /usr/src/package wget ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/lang/gcc/releases/gcc-4.4.6/gcc-4.4.6.tar.bz2 cd /usr/src/ tar xvjf ./package/gcc-4.4.6.tar.bz2 cd ./gcc-4.4.6 mkdir ./build cd ./build ../configure --prefix=/usr/local/avr --target=avr \ --enable-languages=c,c++ \ --disable-nls --disable-libssp --with-dwarf2 \ --with-gmp --with-mpfr --with-mpc
エラーがなければ
make
make install
・AVRライブラリのインストール
cd /usr/src/package wget http://download.savannah.gnu.org/releases/avr-libc/avr-libc-1.7.1.tar.bz2 cd /usr/src/ tar xvjf ./package/avr-libc-1.7.1.tar.bz2 cd ./avr-libc-1.7.1 mkdir ./build cd ./build PATH=$PATH:/usr/local/avr/bin export PATH ../configure --prefix=/usr/local/avr \ --build=`../config.guess` --host=avr
エラーがなければ
make
make install
※PATHを通すのがポイント
・ArduinoのIDEをインストール
AVRライブラリまでインストールできたら、一般ユーザなりに戻って
IDEをダウンロードしてきて展開。
からDownloadをクリックしてLinuxの32bitないしは64bitのどちらかを
クリックすると、Fxがダウンロードして書庫マネージャで開きますか?
と聞いてくるのでOKとして、そのまま自分のホームディレクトリで展開
すると、
./arduino-xxxx/
というフォルダが出来ているので、その中にある arduino を実行すれば
OK、なはず。エラーになったらPATHの設定をすること。
.bash_profileで
addpath /usr/local/avr/bin
とかすればOK。
…パッケージの作り方わすれてるなー、また講習会してほしいかも。:-)
さて、電子工作♪電子工作♪
こんばんは、公開いただいた方法で、わたしも Vine linux 6 にインストールして、
arduino uno の LED を点滅させることができました。いま、いろんな速さで点滅させて遊んでいます。どうもありがとございました。
ちょっとつまづいた点があったので白状しますと、
現状、su で arduino を起動しないと、 [ツール]-[シリアルポート] で設定ができません。
ユーザ管理のグループで、dialout をグループとして設定したのですがいまく行きません。
まぁ、 su で起動すればいいだけの話ですが、ちょっとスマートじゃないような気がしまして・・・
ちなみにシリアルポートはUSBなのですが、/dev/ttyACM0 となっています。