□XENとかKVMでゲストOSインストール時のLVMのグループ名を変えたいとき
最近のディストリビューションだと、普通にインストールするとLVMのグループ名にはホスト名の一部が使われて、万が一の時にもあわあわしなくてすむようになったけど、XENとかKVMでvirt-installでコマンドラインでおらっと一発インストールすると、いつも決まったVG名になってしまっていやーな感じになっていたので、なんとかしたいと思っていました。
たぶんインストール途中にホスト名を設定するようにするか、インストール時のオプションとしてホスト名を渡せればいいと思うんですが、あれこれ試行錯誤していたら見つけたので、書いておきます。
※CentOS6.0で確認したので、他のではどうでしょ?
virt-install \
–connect qemu:///system \
–name=dom001.mydns.jp
–ram=512 \
–file=/var/lib/libvirt/images/dom001.mydns.jp.img \
–file-size=10 \
–vcpus=2 \
–os-type=linux \
–os-variant=virtio26 \
–network bridge=br0 \
–nographics \
–keymap=ja \
–accelerate \
–hvm \
–location http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/6.0/os/x86_64/ \
–extra-args=’hostname=dom001.mydns.jp console=tty0 console=ttyS0,115200n8′
こうすることで、hostname=dom001.mydns.jpがVG名に反映されます。
ちなみにVNCを使う場合には
virt-install \
–connect qemu:///system \
–name=dom001.mydns.jp
–ram=512 \
–file=/var/lib/libvirt/images/dom001.mydns.jp.img \
–file-size=10 \
–vcpus=2 \
–os-type=linux \
–os-variant=virtio26 \
–network bridge=br0 \
–vnc \
–vncport=5900 \
–keymap=ja \
–accelerate \
–hvm \
–location http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/6.0/os/x86_64/ \
X上の端末で上記のようにすると、vncviewerが勝手に起動してくれるのでホスト名が入れられる、からLVMのVGとかもVolGroup00にならなくて済みますが、それはそれで本末転倒?
つまらないメモでした。