□RaspberryPi/PidoraでPiCamを使う方法
衝撃の事実!?
なぜここまで情報がないのだろう?PidoraはFedoraベースなので、CentOS とか、それこそFedoraとかに慣れている人からすると、すごい使いやすい (いやいや、systemctlになっちゃってるし、とかは置いといて)はずなのに、 とかくPiCam(RaspberryPi専用カメラ)に関する情報が全くない。
確かにぐぐってみても、PiCamといえばRaspbian一拓、という感じで情報が なにもなかったり、/boot/以下を一式入れ替えろというパッケージが独り 歩きしていたり、とにかく「PidoraでPiCam?”`,、(‘∀`) ‘`,、」って感じ で非常に残念。
で、書く言う自分もカーネルとかその辺からひとしきりいじればいいのかな と、エミュレーション環境とかカールロスコンパイルまでしてあれこれして みたのですが、実際のところカーネルを入れ替えてもダメでそれに付随する 「start_x.elfとfixup_x.dat」あたりがポイントらしい、というところまで 判ったところで「んー…」となってました。
で、Pidora開発元も何もしていないわけではなく、Pidoraサイトの麹を見る 限りではfedora20とかもベースに開発は継続しているみたい。(RaspberryPi 本家の掲示板では「もうPidoraは死んでいる」とか言われてた時期もあった みたいだけど)
で、yum -y updateすると、PiCamに必要なライブラリなども更新されるし、 前述のようにPiCamに必要なファイルもわかったところで、初心に戻って
cat >> /boot/config.txt start_x=1 gpu_mem=128
とだけてみたら…あっさり動作。
みなさーん、PidoraでもPiCamふつーに動きますよー。
(omxplayerはないけど)
あ、みんな知ってた?こりゃまた失礼。:-)
※gpu_mem=128を書かなくても静止画だけは取れます。 動画を撮影しようとすると「64MBじゃダメだよ」と怒られます。