Linux Install Memo

サーバー管理者によるLinux関連ソフトのインストールメモ

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□WebMail でどこでも指来たす? その1

参考URL:
http://imp-jp.org/??22007.05.01 なくなりました
http://mcrypt.sourceforge.net/

世間ではネタがなくなったのか「ユビキタス」なんて新しい言葉で、
総務のおじさんの物欲をくすぐっているようですが、ユビキタスって
日本語でうつと「指来たす」ですよ、指に支障を来たしているのかな
って感じで、私はあんまりこういう言葉は好きではありません。どう
せなら「ドコデモドア」とかにしてくれればいいのに。あ、これじゃ
ドコモ製品と間違えてしまうか?!

今回はPHPでの高速処理を期待して、「IMP」というソフトを使って
みましょう。POP3サーバーに対しては幾つか制約があるようですが、
使えないよりはましなので気にしない気にしない。

「IMP」のWEBページを言われるがままに熟読すればOK。

※2007.05.01 残念ながら imp-jp.org はなくなりました。

1.まずは下準備

下準備として MySQL や PostgreSQL、Apache に PHPモジュール、
さらには IMAP ライブラリがインストールされていること!

PostgreSQL を使う場合は TCP/IP Socket での接続が必須です。

> listen_addresses = ‘*’ (古いVerなら tcpip_socket = on)
> port = 5432
> silent_mode = on
> max_connections = 32
> shared_buffers = 256 # 2*max_connections, min 16
> sort_mem = 4096 # min 32
> vacuum_mem = 16384 # min 1024

自分の利用環境に合わせてこんな所のパラメーターを変更しましょう。

補足:下記のパラメータを有効にしようとしたら使えないって… 未対応?

> syslog = 2 # range 0-2

補足:PHPのオプションを忘れずに

PHP4 は

–with-imap \
–with-gettext \
–with-xml \
–with-mcrypt \

しておかないと後で泣きを見ます。
imap や mcrypt ライブラリのインストールも忘れずに。
でないと U8T_CANONICAL とかでエラーが出ます。

ftp://ftp.cac.washington.edu/mail/
(前のバージョンは old/ の中にあります)

から、最新版を取ってきてください。

tar xvzf package/imap-2007e.tar.gz
ln -s imap-2007e imap
cd imap/
make slx SSLTYPE=none
y

として、できたライブラリをコピー。

cp c-client/c-client.a /usr/lib/c-client.a
cp c-client/rfc822.h /usr/include/
cp c-client/mail.h /usr/include/
cp c-client/linkage.h /usr/include/

libmcrypt は http://sourceforge.net/projects/mcrypt からとってきて

tar xvzf package/libmcrypt-2.5.8.tar.gz
cd libmcrypt-2.5.8/
./configure –prefix=/usr
make
make check
make install

PHPについては、別の項を参照すること。
UTF-8が何とかって言うエラーが出るなら「–with-imap=/(Dir)」で
imapのディレクトリをダイレクトに指定。

1.GD が要らない場合

cd /usr/src/php-5.2.8/
make distclean
./configure \
–with-pgsql \
–with-mysql=/usr/local/mysql \
–with-apxs2=/usr/local/apache2-NORMAL/bin/apxs \
–with-openssl \
–enable-mbstring \
–with-imap=/usr/src/imap/\
–with-gettext \
–with-xml \
–with-mcrypt
make
make install

2.GD が要る場合

例:
cd /usr/src/php-5.2.8/
make distclean
./configure \
–with-pgsql \
–with-mysql=/usr/local/mysql \
–with-apxs2=/usr/local/apache2-NORMAL/bin/apxs \
–with-openssl \
–with-gd \
–with-jpeg-dir=/usr \
–with-png-dir=/usr \
–with-zlib-dir=/usr \
–with-xpm-dir=/usr \
–with-ttf=/usr \
–with-freetype-dir=/usr/X11R6 \
–enable-gd-native-ttf \
–enable-gd-jis-conv \
–enable-mbstring \
–with-imap=/usr/src/imap/\
–with-gettext \
–with-xml \
–with-mcrypt
make
make install

こんな感じ。

2.でもって「IMP」のインストール

さて、まずは本体(horde & imp)のインストールから。

参考:http://imp-jp.org/

の「インストール」メニューを読めばだいたい判ると思います。
/usr/local/apache/htdocs の中にそれぞれを展開

cd /usr/local/apache/htdocs
tar xvzf /usr/src/package/horde-2.2.1-jp-0.2.tgz
tar xvzf /usr/src/package/imp-3.2.1-jp-0.1.tgz
mv horde-2.2.1-jp-0.2 horde
mv imp-3.2.1-jp-0.1 horde/imp

でもって、上記ページの指示どおりにインストール&設定して終わりです。

さーて、アクセスできるかな?

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