Linux Install Memo

サーバー管理者によるLinux関連ソフトのインストールメモ

Home » □Plamo-Linux + kernel-2.4.xx

□Plamo-Linux + kernel-2.4.xx

参考URL:
http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/

基本的にはお薦めパッケージでOK。サーバーで使うならGNOMEとかKDEとかの
環境は不要だと思います。

パーティションの切り方は良く聞かれるけど、人によって千差万別だから
なんともいいにくいです。別に企業秘密ではないけど、自分は下記のよう
に切ってます。

/dev/*da1 512MB /
/dev/*da2 128MB swap
/dev/*da3 残り Extented
/dev/*da5 512MB〜 /var
/dev/*da6 1024MB〜 /usr
/dev/*da7 1024MB〜 /home

/home なんて要らないという人は /home -> /usr/home とすればいいわけ
だし、大人数のメールサーバーとして使うなら /var とか /home の容量は
もっと取った方がいいかな。X-Windowsばりばり、tar パッケージも大量に
ゲットと言うなら /usr 容量は多い方がいいと思います。

あと注意しておきたいのは /tmp の場所。Plamo-4.xでは /tmp を /var/tmp
にリンクを貼っても、起動時に /etc/rc.d/rc.S で作り直しているので /
(トップ)と同じパーティションにできてしまう。なので、うまく使わないと
サンプルで示したようなパーティションサイズだと確実にオーバーフローの
危険性があります。

というわけで /etc/rc.d/rc.S の中の

> # Clean up /tmp directory.
> /bin/rm -rf /tmp
> mkdir /tmp
> chmod 1777 /tmp
> mkdir /tmp/.ICE-unix
> chmod 1777 /tmp/.ICE-unix

ここをコメントアウトしましょう。ちなみに幼稚なクラッカーとかは /tmp
のなかに色々と痕跡を残したり、サーバーそのもののガードがそれなりに
固いと痕跡が残ったままになるので、このように一括削除するのはあまり
お勧めできませんね。

コメントアウトしたら

cd /tmp/
tar cpf – ./ | tar xvpf – -C /var/tmp/
cd /
rm -r /tmp
ln -s /var/tmp /tmp

とこんな感じで/var/tmp を /tmp にしましょう。
(/home -> /usr/home を変更するなら同じ要領で)

それから、ssh 等で外部からログインした場合、大体が「LANG=C」になる
ので、~/.profile や ~/.baschrc の「LANG=」の設定を適時修正すること。

またSCSI-HDDにインストールした場合には、LILOを「Simple」でインストール
していない場合には /etc/lilo.conf でのブートディスクがどうしても

> # Start LILO global section
> boot = /dev/hda

となってしまっているので、ブートFDを作る場合には「lilo」ディスクを作成
して、liloで「mount root=/dev/sda1 ro」として起動して、これを

> # Start LILO global section
> boot = /dev/sda

と修整しなければならない事に注意!! いい加減これなおらないかなぁ、本家
Slackware のは最近になって直っているんだけど… Plamo-3.xでもおんなじ
です。4.xではどうかな?試していないので判りませんが…。

それと、このあとの「ReiserFS」を導入するなら、待避用のパーティションを
2GBほど取って置くといいかな? Plamo-3.0以降の場合、インストールソフト
(「kon」したあとの「setup」)で最初から「ReiserFS」には対応していますが
カーネルをバージョンアップする場合にはReiserFSの項目は必読!!
(ていうか、ReiserFS自体お勧めしませんがねー)

まぁなにはともあれ、とりあえず入ったら最新カーネルにバージョンアップを
しましょう。

cd /usr/src/
rm linux
tar xvzf package/linux-2.4.32.tar.gz
ln -s linux-2.4.32 linux
cd linux
make menuconfig

2.4.15 は使っちゃだめらしいっす。なんでもファイルシステムを破壊するとか。
また2.2.xxとは違い、かなりオプション構成が変わりましたので注意すること。

※改めて注意:ReiserFSはお勧めしません!! ext3にしろ!!と力説します。

LinuxカーネルにReiserFSが組み込まれたとき、みんなは「すげー」といって
もてはやしましたが、その後トラブル続出(ジャーナルログがぶっ飛ぶと何も
サルベージ出来ない、というかそもそもよく飛ぶこと自体問題)で、いち早く
RedHatなどはext3に乗り換えてしまいました。

なので、ジャーナルFSが使いたいならお勧めはext3です。ジャーナルログがお
かしくなっても、ext2でマウントすればいいだけなので非常時にも安心です。
これでうちの会社でも何度も危機を脱しました。(^^;

以下の項目ではReiserFSのインストール方法を備忘録として載せておきますが
絶対に使わない方がいいです!!と力説しておきます。

Name of author

Name: admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA