□pppd + rp-pppoe で自宅サーバーをフレッツのルーターにする
参考URL:
http://www.roaringpenguin.com/pppoe/
http://flets.com/customer/tec/opt/setup/p_linux.html
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/NAT-HOWTO-6.html
最近は常時接続がもっぱらですが、折角Linuxマシンを作ったら、ネット
ワークカード(NIC)を2枚さしてブロードバンドルーターにしてしまいま
しょう。将来的に、ダイナミックDNSとかで自宅サーバーを立てる時にも
楽ですよ。
というわけで、PPPoE(rp-pppoe)を入れてみましょう。
まずは前項の「□pppd + pptpd = easy VPN」を参考に、PPPを入れておき
ます。入ったら、rp-pppoe をいれます。
tar xvzf package/rp-pppoe-3.10.tar.gz
cd rp-pppoe-3.10/
./go
で、make してくれます。(なんじゃ ./go って!)
あとはNTTのページでも見ながら、自分の情報を設定していけばOK!
で、/usr/sbin にいろいろ入っているので、
/usr/sbin/adsl-start
とかすれば動きます。
接続後に
/usr/sbin/iptables -t nat -A POSTROUTING -o ppp0 -j MASQUERADE
とすることで、このマシンをゲートウェイ(GW)として設定している
マシンと外部とのやり取りをIPマスカレードしてくれます。
おっと、肝心なことをわすれていました。このようにこのLinuxマシン
自体をGWとするならば、/etc/rc.d/rc.inet1 の中でゲートウェイを指定
しないことです。
> IPADDR=”192.168.0.1″ # REPLACE with YOUR IP address!
> NETMASK=”255.255.255.0″ # REPLACE with YOUR netmask!
> NETWORK=”192.168.0.0″ # REPLACE with YOUR network address!
> BROADCAST=”192.168.0.255″ # REPLACE with YOUR broadcast address, if you
> # have one. If not, leave blank and edit below.
> # GATEWAY=”192.168.0.1″ # REPLACE with YOUR gateway address!
>
と、こんな感じでコメントアウトしておきましょう。
NATがうまくいかない場合、カーネルオプションの
Networking options —>
IP: Netfilter Configuration —>
の中が全部ONになっていない(というか Full NAT が)と思われます。
後々細かい設定で使うかもしれないので、ここのオプションは全部Onに
しておきましょう!
あとは、必要に応じて「/usr/bin/adsl-start」を起動時に自動的に実行
するようにしてもよいでしょう。どうせ定額なのだから、つなぎっぱなし
じゃないとね!