見捨てられなかったAdaptecのI2O!! (dpt_i2o)
うちの会社では扱いやすさから、AdaptecのZERO-Channel RAID(I2O)を使っていたのですが、これがどうしてなかなかマイナーなのか、Fedoraクラスでないと対応してくれていませんでした。
VineLinuxのカーネルオプションに標準でONして欲しいのになぁ、と思いつつ、先日Fedora13で組んだ実験サーバーをyum -y updateしたら再起動できず。Σ(゚Д゚;エーッ! と思いつついろいろ確認してみると、どうやら新しいカーネルからI2OがOFFになったらしい。orz
いくらなんでも同じバージョンなのにOFFにするとは…ひどすぎますよFedoraさん。
結局これ(Adaptec I2O)を使い続けるには、カーネルはリコンパイルして自分でしこしこ作るしかなくなったってことですね、とほほ。
先日VineLinux5.1がでたのですが、以前よりProjectVineのボスにリクエストをしていたら、このバージョンからモジュールを入れてくれました!! おかげで、AdaptecのI2O(dpt_i2o)が思い切り使えるようになりました。ヽ(´ー`)ノワーイ
とはいえ、いまさらSCSI(というかSCA)かよとなるかもしれませんが、このZERO Channel RAID使いやすいんですよねー。なんでもないマスターディスク一台からRAID-1を構築したりできるので、いざと言うときのリカバリがとても速くできるんです。
ボスありがとー!!
-補足-
Fedora13は最初のGRUBの選択メニューが出てこない(というか一瞬で消える)。
なので、少なくともこれがでてきてくれればyum updateで起動しなくなったとしても、元に戻す手段はある。
1.インストールCDを用意
インストールCDではインスコしてシステム起動することができたのだから、それで次のGRUBのメニューを書き換えるためにレスキューモードでシェル起動する。
2.GRUBのメニューを書き換える。
こんなコトであわててしないで、システム構築時にGRUBのメニューを書き変えるのがよいとおもうけど、とにもかくにも書き換えれば前のシステムか、yum updateしてだめになったシステムかの選択ができるのでよろしい。
vi /boot/grub/grub.conf
として、
> default=1
> timeout=5
というようにすると、既存システム+updateした新しいシステム=2という状態なら、default=0が新しい方、default=1だと前のシステム、と言うことになるはず。
実際にはこの下に書いてあるkernelとinitrdを見て番号を決めること。
┐(´д`)┌ ヤレヤレ