□Mercury Windows/32 の設定ポイント (Linuxネタじゃないけど)
1.インストール
パソコンおやじさんのページ
を参照すれば、最初は英語だけど問題なくインストールできるでしょう。
さらに、その後で日本語パッチを同じくパソコンおやじさんのページからダウンロードしてきて、Mercuryをインストールしたところでパッチexeを実行すれば、日本語化してくれます。
2.設定
設定しなければならないところはいくつかありますが、日本語化していると仮定して説明すると、設定からいって
・コアモジュール
・ローカルドメイン
→扱うメールアドレスのドメイン名を設定
・エイリアス
→扱うメールアドレスと、実際のアドレスを記述
表向きのアドレスと、底宛に届いたメールを実際に格納するメールボックスのユーザー名を設定
・MercuryS SMTPサーバー
・接続制御
→認証されたSMTP接続だけをメール中継、にチェックして、その下の
AUTHパスワードファイルを編集してIDとパスワードを設定
・MercuryC SMTPリレークライアント
・Smartホスト名
→リレー先サーバーとしてauth.gate-on.netやISPのメールサーバーを設定
・接続ポート/タイプ
→ポート番号を587にしないと送信できないでしょう
・SMTP認証のための設定(必要時)
→auth.gate-on.netの場合には設定不要ですが、ISPのメールサーバーをリレー先として使う場合には設定が必要
・ローカルユーザー管理
→メールの受信をする際に必要ですから、エイリアスとあわせて設定
その他、必要に応じてメーリングリストの設定や、SMTP/POP3/IMAP4などでSSLの設定もしてください。
それと、ファイアーウォールの設定忘れに注意してください。
もしメールの送信が何らかの失敗で、送信ジョブとして保留されてしまった場合には、コアモジュールのメールキューのキュープロセス制御の最小時間だけ待ちますので、デフォルトの30分も待ってられないという場合には10分くらいにするのも手です。
そんなわけで、インストールと設定が終わったら、あとは自分のメールソフトにこのメールサーバーのアカウントを設定して、外のアドレスとの送受信を試してみましょう。